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Delirium

by せだい

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1.
tomoran 03:34
ふとした瞬間が隙をついて 季節は変わってしまったことに気付けないまま 秘密にしたって陽に灼かれて 未だ夏の太陽かと思う程 暑いんだ きっと急いでいたみたい でも、少し身の丈に真面目な成り行きは何か違うんだ 憶えていくんだ 持ち合わせた 優しさとかズルさや、時々、振れる強がり等 この先、縋るモノがないなら 紅帯びて 約束さえも 飾り物になるから 歩き辛くなるな 僕が僕らしさに夢中で 無理に綻んで腐って 懐かしさの中で自惚れていようと 在るが儘に生き急ぐか 柵に着いてまわすか どちらかの覚悟へ揺さぶろうと 君は迷うことないだろう 月に誘われて夜を駆けて 透き通る風には確か、兎がいた様な きっと急いでいたんじゃない 漂いながら離れて 消えた 遠くで弾けた 四季の輝きが 過ぎ去った日々を待ち惚ける 寄せる有耶無耶、無理矢理に悩む また 数え切れない程 白い羽根が飛ぶ 君が君らしさの宇宙で宝物を手にして 瞬く間に壊して捨てて仕舞う繰り返しに見惚れてるよ それが夏の太陽かと思う程 眩しくて 涙目になるまで間が持たないんだ 気が狂いそうだよ 夏の太陽は去った
2.
無地の青春を解いたら 寝転び 十二月の不器用な感傷に浸ったまま 時間の加速を感じたり 心の純粋に縋ったりして 鏡の国でひとり 歪んだ記憶さえも煌めいて イメージ揺れて 宙を舞った照明 視界を奪った光 日々の回路 一瞬を砕いて散り 去っていくんだ 遠くへ 白い部屋を満たしている 面影に閉ざした未来は いつまで経っても未来 色を裂くような白雪が 屋根裏で溶ける瞬間も 鈍い時間が流れてる 何を学んだって同じで 理解を超えていく 新しい日々は 生まれ持った優しさのリピート 歪んだ記憶さえも煌めいて イメージ揺れて 宙を舞った照明 虚空に消える心、言葉たちは 一瞬を嫌って 旅立っていった情景 ハロー もう一度 歌ってくれ 仮想現実の舞台で ひとりぼっちの感想を 白い息吐いて ハロー もう一度歌ってくれ 仮想現実の舞台で 歪んだ記憶さえも煌めいて イメージ揺れて 宙を舞った照明 視界を奪った光 日々の回路 一瞬を砕いて散り 去っていくんだ スノーフレーク イン ワンフレーム 歪んで
3.
yudachi 04:17
陽射しが滲む 八月の暮れ 夕立ち 湿るアスファルト 匂い立つ夏草が 記憶の中 面影を探していた 予報では午後からも晴れだったな 途方に暮れたふりで歩く 夕焼けが眩しいのも束の間 帷を急ぐ空だったな 少しだけ懐かしくて 立ち尽くしたまま 胸を焦がしそうだった 思い出なんて幻だった 直にもう日が暮れる 最後の夕暮れは夏に消えた残像 なんとなく 夕立で視界が滲んだせい 夕焼け通りは街燈の灯が一つ、一つと 街の中に影法師が一つ、一つと 誰もいなくなってしまったな 少しだけ懐かしくて 胸を焦がしている、何故 駆け出しても日が暮れる 最後の夕暮れは夏に消えた残像 なんとなく 夕立で視界が滲んだせい 夕立はまだ鳴り止まない
4.
Dawnemotion 04:25
新しい生活は少し馴染んで 風の匂いが変わって 町の景色が紅くなる頃 一人部屋には 有り余る自由が 寄せ集められたような日々の重なり "昔と色んな意味で変わらなかった" 鏡に写る姿に 思い出させても何かが違う 流されながら 辿り着いた答えも 涙を落とさずとも視界にぼやけて 消えそうな気がした ダウンエモーション 光射す道の迷路を彷徨って その内、夜と同じ色した夢を抱いて眠って こんな気紛れを神様がどう笑うのかも知らない とにかく窓は開けてみるけど 乾風混じりの町並みへ歩けば 思いの外、知らなかったことばかりが目に飛び込んで もう流されている 身を預けた期待に 応えられたり裏切られたりもしてる 気を取られた言葉、過去を置き去りにする程 気晴らしは得意じゃない ひたすら前へ、その先へ一歩二歩まだ歩いてる 海は遠いから川へ、暇潰しを急いでいたんだ もっと遠くまで 何となくで続けて ふと気付く 時が経つのに慣れて来たことを 痛みと擦れ違ってきたボロ靴には どれほど助けてもらったことだろう 今日も"ただいま"、"おかえり"は無くて 灯りをつけ、そっと 窓を開けて夜風に吹かれながら ダウンエモーション 光射す道の迷路を彷徨って その内、夜と同じ色した夢を抱いて眠って こんな気紛れを神様にどう笑われても知らない どの道、小さくて弱いんだから
5.
最終電車 05:52
真夜中の線を辿る 最終電車に乗っている 真夜中の線を辿る 最終電車に乗っているのです 飽きるまで喋りながら 海辺に浮かぶ月を見てたい 最終電車に乗って今、海へ行く 心配しないで 時間なら ほら、まだ
6.
春のまなざしは 夜をすり抜け日を差した そんな朝に 海が見たいね そんな気分だった ただ揺れている ただ揺れている 春のまなざしは 夜をすり抜け日を差した 波の中 裸足で 私は揺れている 言葉や仕草が 寄せては返している 生まれ変わり 巡る時も いつか 面影をふと見つけてしまうよ さようなら 波の終わり 春のまなざしの先に 寄せる波の輝きは 優しいあなたのまなざし 巡る 始まりと終わり 春のまなざしの先に 春のまなざしは 夜をすり抜け日を差した そんな朝に 海が見たいね そんな気分だった ただ揺れている ただ揺れている 春のまなざしは 夜をすり抜け日を差した
7.
Curemilky 03:13
銀河落ちた 遥か遠く 光が散った一瞬を 愛なき世界の中心で 目に浮かぶ夜明け前 真夏の熱に浮かれた まだ白い太陽さえ肌を射す 呼吸を整えて駆け出す一歩より早く 心が宙に弾ける 青を舞上げ 飛び乗れ理想の流星 少し潤む目 擦って 天の邪鬼でいよう これから 銀河落ちた 遥か遠く 光が散った一瞬を 愛なき世界の中心で スピードを壊して 芽を開いた想像の果て 来たる未来よ 急いで 行き交う願いや静寂は 星屑の一つの様だ 愛なき世界の中心で 昔の話をそこそこに切り上げたら 滲んだ世界の青へ進む 呼吸を整えて駆け出す一歩は今 爪先で宙に刻む 音を超えて 思い付く未来の広さに まだ狼狽えて こんな静かな日々を 彩る度に笑ってる 銀河落ちた遥か遠く 光が散った一瞬を 愛なき世界の中心で スピードを壊して 芽を開いた想像の果て 来たる未来よ 急いで 行き交う願いや静寂は 星屑の一つの様だ 幼い超新星の影には 夏の太陽、風景が沈んでいくみたいなんだ わかり合う暇も無いくらい 愛おしい瞬間を 天の邪鬼でいよう 誰かの為を想っても 銀河落ちた 遥か遠く 光が散った一瞬を 愛なき世界の中心で 芽を開いた想像の果て 来たる未来よ 急いで 愛なき世界の中心で
8.
歪んだ熱に背もたれて 夏の日が 今から始まる所 上手く笑える術を探している途中 砂埃が舞う 老いた夢に 行き交う日々の間を縫う暇もなく 僕らは大人になる ずっと この世界は遠く在るものばかりを追って 見落とした嘘や、傷みにさえまだ不器用な 少年だというのに 古びた情熱は虚ろなその眼に 未だ燃えるだろうか たとえ絵空事であろうと側にいてくれ 僕が僕であるため これから 「真実」など二の次で 他人が追い付けない程 一途な瞳を走らせ いつか星になる夢を見る どんな未来だって 今日を笑って駆け抜けた夏を 追い風に走る 涙も渇くスピードで時は行くのだから
9.
Delirium 04:18
もう少し遠くが見たいなって 気が済んだ後に思い出す そうした絡繰 飽きる程 巡って来て今へと至る 太陽から春の群青が 誰かを呼んで 眼に写る影 静かな眠りから醒めて 今朝の夢も思い返す 切り取った光 空気に触れて 色を成す瞬間 熱を帯びた 血の通った記憶にさよならを 隙に揺らいだ永遠の先へ駆ける どうしても言葉に詰まって 手脚の感覚も鈍ると 目に浮かぶものだけを統べて 思い描く頭が全て 旋回する心の裏に 精霊を宿した水溜まり 小さな祈りを終えて 夢の後先に振り返る ただ思い返す 切り取った光 空気に触れて 色を成す瞬間 熱を帯びた 身に纏った季節や輝きの 隙に揺らいだ永遠の先へ 舞い上がる春の音 移り変わる夢と ずれた悲しみを飽きる程 巡って来て今へと至る朝 翌日の目覚めをいつまでも気にして 白や黒で描くこの手が 目指した朝 明日へと繋ぐ 切り取った光 空気に触れて 血の通った記憶にさよならを 隙に揺らいだ永遠の先へ 切り取った光 空気に触れて 色を成す瞬間 熱を帯びるまで 血の通った記憶にさよならを 隙に揺らいだ永遠の先へ駆ける

about

’’Delirium’’

1 tomoran( www.youtube.com/watch?v=ov5mPr6mUu0 )
2 Snowflake in oneframe
3 yudachi
4 Dawnemotion
5 最終電車
6 春のまなざし( www.youtube.com/watch?v=IdKfz9eZPts )
7 Curemilky
8 Secondhand Lions
9 Delirium

Music subscription big-up.style/rWYmcmRc4g

Menber:
佐久間 ゲンソウ Genso Sakuma
清水 正太郎(うんにょん) Shotaro Shotaro(Unnyon)
タカヤマ リク Riku Takayama
ヌマジリ ユウヤ Yuya Numajiri

Recorded by STUDIO LIFE( www.studio-life.jp ) and せだい

Mixed and mastered by Shimada Tomoro(STUDIO LIFE) twitter.com/ba_tm_nd   

Designed by 北野 謙太( www.instagram.com/k_kitanoo/ )

TMN-001        

credits

released June 26, 2022

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all rights reserved

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about

せだい Tokyo, Japan

佐久間ゲンソウ
清水正太郎(うんにょん)
タカヤマリク
ヌマジリユウヤ

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